ダイブログDIVE LOG
ヒメイカ
2013.02.28 17:06
オキノスジエビ
2013.02.27 15:49
天気 : 気温:9℃ 風向:北東
水温 :ナギザキ16℃ 内浦ビーチ16℃
透視度:ナギザキ20~15m 内浦ビーチ15m~12m
昨夜の『内浦ビーチナイトダイブ』
砂地では珍種ヤセオコゼ数匹や、
こんなヘンテコなタコも現れたようです。
写真家・阿部秀樹氏撮影
『サメハダテナガダコ』 以下阿部氏より
全長50cm 夜間の方が圧倒的に出会う確率が高い。
砂に潜ったり、岩の狭い隙間にに入り込む。
夜間に徘徊し、砂の中に足を突っ込んで餌を探す。
この個体はきっと砂の中に潜んでいたアナゴの仲間に
ヤラれたのか足が2本食いちぎられていた。
本種は咬まれると毒があるので不用意に触らないこと。
とのことです。
つづいて今日の海。
予想以上に大きなうねりが入り込み、ナギザキ-35m地点でも
底揺れしていました。
岩陰にオキノスジエビが大群でわさわさと。
6月頃に一面にオキノスジエビの絨毯といった、
目を疑うような大量発生をみせてくれていたのですが、
ここ3年は現れず残念でしたが、今年は期待できそうな予感。
◆ナギザキ クダゴンベ・マツカサウオ・アカオビハナダイ
スミレナガハナダイyg・ヒメニラミベニハゼ など
◆内浦ビーチ クルマダイ・ミジンベニハゼ・トゲカナガシラ
メジロダコ・クロイシモチ(黄)・マアジ群れ など
さて、『テンジクダイ科』を求め、
『今日のきゅうchan2013』 第4話
~~天竺への終わりなき旅~~
あまり関心がなかった私、きゅうちゃんのテンジクダイ科への
熱の入れように感化され、ちょっと1枚撮ってみた。
「これってコスジイシモチで合ってます?」
と聞いてみると、
「う~む、線の数が1本少ないように見えるけど、
オオスジではコスジ・・・」
と、オオスジイシモチ?と聞き間違えてしまうような。。。
立ちはだかる幾多の苦難、今日こそはと挑んだ海は予想を超えた
うねりに翻弄され、目の前に大事なアイテムがあるにも思うような
撮影ができない。
「テンジクダイ科にささげる」と決めた旅(ダイブ)の途中に
心の乱れを見透かしたように次々と現れる妖怪ミジンベニハゼや
妖怪クルマダイの罠にまんまと引っかかる。
一心不乱にレンズを向けるきゅうちゃん。
それはテンジクダイ科じゃないよ。妖怪ハナイカだよ。
潜るほどに「天竺への道」の進む方向に迷いを生じているようだ。
折れかかった心を取り戻せない。
足踏みどころか後退している。
ピンチだ。
そこへ通りすがるお方、
三蔵法師かお釈迦様か?
「あせらず、優しく、心安らかにせよ・・・」と救いのお言葉。
おぉ、阿部秀樹写真家ではあるまいか。
きゅうちゃん、立ち直ることができるのか?
天竺は見えてくるのか?
さぁ、今から試練の内浦ビーチナイトダイブへ。
妖怪ヤセオコゼに目もくれずテンジクダイ科探しに没頭できるのか。
明日の最終話へ・・・
ホワイトブイオクトパス
2013.02.26 15:42
天気 : 気温:10℃ 風向:東北東(微風)
水温 :内浦ビーチ16.5℃
透視度:内浦ビーチ20~15m
『内浦ビーチ』のメジロダコ、ここ数日は移動せずに定着
しています。お家の牛乳瓶は上手に砂に埋めて目立たないように。
足を伸ばしたりひっこめたり、動きがとってもかわいいです。
そしてこちらは『ホワイトブイオクトパス』
画像2点:ベラ様
まるでヒラメ(カレイ?)のように体を平べったくして泳ぐ姿。
不思議な生物ですねぇ。
今季はミミックやホワイトブイの珍種出現が多い内浦ビーチです。
◆内浦ビーチ メジロダコ・スナダコ・ホワイトブイオクトパス
ミジンベニハゼ・オキナワベニハゼ・マトウダイ
ジャパニーズピグミーシーホース・マアジ大群など
さて、微増のアクセス数『今日のきゅうchan2013』第3話
昨晩はお手製の「きゅうちゃん鍋」
早い!美味い! 連日の暴飲でささくれ立った胃に優しいお味。
またまたビールの空き缶タワーができあがってしまいました。
今日は日中2ダイブ。
「テンジクダイ科撮影」の修行を重ねて進む「天竺への道」
果てしなく遠いのではと気付き始めたきゅうちゃん。
「あきらめるなら早いほうが傷も浅くていいじゃん!」
と誘惑してみるも、
いや、この道を極めて
「天竺の向こう側を見たいんだ!」
と、モモクロの紅白出場のパクリと思える決意を見せる。
さすが人気者きゅうちゃん。
須江ダイビングセンターに訪れているゲストから、
「一緒に写真を!」とか、「ログブックにサインしてください!」
など、あちこちから声がかかる。
サイン箇所はついにここにも。
素敵なシャッターチャンスに恵まれそうです
そして今夜から6日間『内浦ビーチナイトダイブ』スタート!
夜海の帝王「阿部秀樹カメラマン」も須江入りしましたよ。
ハクセンアカホシカクレエビ
2013.02.25 18:29
天気 : 気温:9℃ 風向:南東(微風)
水温 :ナギザキ16~15.5℃ 内浦ビーチ15.5℃
透視度:ナギザキ20~15m 内浦ビーチ20~12m
今日は風がなく静かな海面。なんだか久しぶりのような。
『ナギザキ』ではアカシマシラヒゲエビやオトヒメエビ、
ハクセンアカホシカクレエビが集まっている一画に。
ハクセンアカホシカクレエビの個体は大きく、5匹います。
近づくとぴょんぴょんと跳ねてかわいい動きを見せてくれますよ。
では、お待たせ『今日のきゅうchan2013』 第2話
課題のテンジクダイ科を収めに1本目は「内浦ビーチ」に。
昨日の話題にもなったいきがかり上、
テッポウイシモチに狙いを定め、パンパン連射のきゅうちゃん。
2本目は『ナギザキ』でイナズマヒカリイシモチを狙うも
残念ながら出会えずチョイ消沈・・・かと思いきや、
僕を手招きして不審な動きを。
去年の6月に覚えて、そんときから上達は。。。
今日は計3ダイブ。「天竺」への道のりはまだ始まったばかりだ。
よく食べよく出すのがモットーのきゅうちゃん。
日中に4回もトイレの個室にこもるのはどうかと思うが、
腹ペコきゅうちゃんは「晩飯は僕が作ります!」とスーパーへ。
白菜、人参、しめじに豚肉などなど買い込んで
おぉ、もしやあの『きゅうちゃん鍋』かも。
◆ナギザキ フチドリハナダイ・キシマハナダイ・カシワハナダイ
アカオビハナダイ・マトウダイ・ガラスハゼ
オルトマンワラエビ・ハクセンアカホシカクレエビ
アカシマシラヒゲエビ・ゼブラガニ など
ジャパニーズピグミーシーホース
2013.02.24 17:24
天気 : 気温:9℃ 風向:北西
水温 :ナギザキ15.5℃ 内浦ビーチ15.5℃
透視度:ナギザキ15m 内浦ビーチ15m
昨夜は『串本海中フォトコンテスト』の授賞パーティー。
900点以上の作品から選ばれた各賞の授賞式と、
受賞作品のスライドショーが行われました。
須江の海で撮影された作品も多く選ばれ、嬉しい限りです。
この後は審査員の先生方と2次会~3次会へ。
自ら望んで27時まで引きずりまわされた『古見きゅう』氏は、
二日酔いのドロドロ顔を引っさげて今朝須江DCに登場。
5日間の須江合宿スタートです。
さて、今日の海。
すっかり透明度も良くなり遠くまで見渡せる水中、気持ちいいです。
『ナギザキ』ではケラマハナダイ、アカオビハナダイ、サクラダイ、
カシワハナダイがキンギョハナダイの群れに混泳している珍光景。
『内浦ビーチ』ではもう4カ月も同じ岩でみられている
ジャパニーズピグミーシーホース
人気の青瓶ミジンベニハゼのペア
画像2点:ゲスト吉本様
今季の内浦ビーチ開放期間も
残すところ約1か月です。
ではでは特設『今日のきゅうchan2013』第1話
やっぱ、残ったお酒を抜くにはひとっ風呂浴びるのがいいよね。
「おーい!そこは器材洗い桶やし! まだ酔うてんのか」
今回の合宿テーマは、
「人目が集まらない日陰に咲くかわいいお花のような
テンジクダイの仲間たちをいっぱい撮りたい。」
ということらしい。
須江で見られそうなテンジクダイやイシモチの名がつく魚の話が
エスカレートしていくと、
テンジクダイ科のテッポウイシモチは語呂を『テッポウイチモツ』と
置き換えると、しょうもないが短時間で話は膨らむこと。(男子のみ)
その線でいくなら、フタスジタマガシラは『ウラスジタマブクロ』と
言ってみると大概ひかれるが、一部の女子は苦笑してくれる。
との見解で一致。
「よっしゃ、だいぶ温まってきた。
テンジクダイたち明日から待ってろよ!」 という初日です。
きゅうちゃん、シモネタ少なめで頑張ろうね!
◆ナギザキ キシマハナダイ・アカオビハナダイ・カシワハナダイ
ケラマハナダイ・サクラダイ・アカホシカクレエビ
ガラスハゼ・スケロクウミタケハゼ・アオサハギ
クダゴンベ・イサキ群れ など
◆内浦ビーチ オオモンカエルアンコウ・カミナリイカ・メジロダコ
ミジンベニハゼ・ジャパニーズピグミーシーホース
マトウダイ・オドリカクレエビ・ゴテンアナゴ など
ミジンベニハゼ
2013.02.23 17:27
天気: 気温:9℃ 風向:西北西
水温 :内浦ビーチ14℃
透視度:内浦ビーチ12~7m
午前中はどんよりと濁った水中でしたが、
徐々にいい潮が入りこんできて、透明度は持ち直しました。
『内浦ビーチ』の何か所かで見られるミジンベニハゼ。
一番大きい個体のペアで、撮影もしやすく人気なのが、
センターエリアのこのペア。
よ~くトラギスが周りをうろうろ。
ちょっと前までは近づくとすぐ逃げちゃってたのに、
最近は堂々というか・・・ちょっとどいてよ!
◆内浦ビーチ ミジンベニハゼ・カミナリイカ・メジロダコ
ムラサキミノウミウシ・スナダコ・イッテンアカタチ
マアジ群れ・マトウダイ など
キタマクラとビードロカクレエビ
2013.02.22 15:24
天気: 気温:8℃ 風向:西北西
水温 :内浦ビーチ14.5℃
透視度:内浦ビーチ10~8m
な~んか指先ピリピリ、冷たいな~と思ったら
「14.5℃じゃん!」ぅひゃーっ 久しぶり!
これまで少なかった海藻、深場の水底を徐々に埋めてきました。
-26~28mはもういっぱいです。
となると、そろそろコインサイズのマトウダイygも現れそう。
ヒメイカもこの頃です。
さらにもうちょっと、3月に入ればカエルアンコウの小指爪サイズを
その海藻溜まりから見つけ出す楽しみも。
ビードロカクレエビのクリーニングを眺めていると、
何やら様子のおかしいキタマクラが。
背ビレに
なんだろ?髪が生えてるみたい。
キタマクラは涙目、すんごい気にしてる。
かゆい背中に手が届かないようで。(手はない)
ぶるぶるって体を震わせたりしてた。
私もビードロカクレエビもどうにもしてあげれなかったけど。
なんだったんだろアレ?後ろ髪ひかれる思い。
◆内浦ビーチ メジロダコ・ミジンベニハゼ・コモンカスベ
ジャパニーズピグミーシーホース・フトスジイレズミハゼ
ビードロカクレエビ・ムラサキミノウミウシ など
クダゴンベ
2013.02.21 14:05
天気: 気温:8℃ 風向:西北西
水温 :ナギザキ15.2℃
透視度:ナギザキ6~10m
冷たい風が吹いて、水面は少し波打ち寒い一日でした。
調査でナギザキに潜ってきました。
透視度が下がり、ナギザキでは6~10m。内浦ビーチも10m無いようです。
2,3日前の雨の影響でしょうか?
週末までに良くなって欲しいですね
いつもいてくれるクダゴンベ
2つあるウミカラマツを行ったり来たりで、今日も僕が近づくと移動して行きました。
泳ぐスピードはゆっくりで、途中のトサカとかで休憩する姿はカワイイですよ
アカスジウミタケハゼ
同じサンゴに5,6個体。
小さくてスジの薄い子や大きくて模様がはっきりしてる子
好きな子を撮ってくださいね
◆ナギザキ キシマハナダイ・ケラマハナダイ・サクラダイ
クダゴンベ・ガラスハゼ・アカホシカクレエビ
コガネスズメダイyg・イソギンチャクモエビ など
ハナゴイ
2013.02.17 16:35
天気: 気温:8℃ 風向:南西
水温 :ナギザキ15.5℃ 内浦ビーチ16~15.6℃
透視度:ナギザキ20m 内浦ビーチ20~15m
今日も天気もよく透視度もよくていいコンディションでした。
ナギザキでは根のトップに近いところでコクテンベンケイハゼ
まだまだ小さい子でカワイイです。
内浦ビーチのメジロダコは住み家の牛乳ビンを砂に半分埋めていたので、このまましばらくはこの場所かな?
テトラポットのある浅い場所でソラスズメダイに混じってハナゴイが
写真撮影:ゲストU様
キレイですね。なかなかじっと同じ場所には居てくれないので写真を撮るのは大変ですが、4、5mの深度なので時間はじっくり使えます。
◆ナギザキ キシマハナダイ・フチドリハナダイ・アカオビハナダイ
ナガシメベニハゼ・ガラスハゼ
コクテンベンケイハゼ など
◆内浦ビーチ メジロダコ・スナダコ・ミジンベニハゼ・マトウダイ
ジャパニーズピグミーシーホース・カミナリイカ
ビードロカクレエビ・ハナゴイ など
ボロカサゴ
2013.02.16 20:50
天気: 気温:7℃ 風向:西北西
水温 :ナギザキ16.5℃ 内浦ビーチ17~16.5℃
透視度:ナギザキ20m 内浦ビーチ20~15m
しばらく透明度良好の日が続いています。
青みのある水と差し込む日射し、白い砂。気持ちがいいです。
ボロカサゴは移動癖もひと段落?
浅場の転石エリアで落ち着いてくれています。
大きなカミナリイカが逃げることなく遊んでくれました。
マトウダイとアジの群れ
◆ナギザキ クダゴンベ・スケロクウミタケハゼ・ガラスハゼ
オルトマンワラエビ・コクテンベンケイハゼ など
◆内浦ビーチ ボロカサゴ・メジロダコ・ミジンベニハゼ・マトウダイ
ジャパニーズピグミーシーホース・カミナリイカ
カエルアンコウ・ビードロカクレエビ など
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天気 : 気温:14℃ 風向:北西→南東
水温 :内浦ビーチ16℃
透視度:内浦ビーチ15m
春がやってきたようなあったか~い1日でした。
内浦ビーチの砂地では、増えてきた海藻に小さなイカ「ヒメイカ」が
身を寄せているのを多く見かけるようになってきました。
同じく海藻周りにマトウダイのコインサイズもそろそろ現れそうです。
◆内浦ビーチ メジロダコ・スナダコ・ヒョウモンダコ・ヒメイカ
カミナリイカ・ミジンベニハゼ・マアジ群れなど
では、
『今日のきゅうchan2013』 最終話
~~~天竺への終わりなき旅~~~
今年の須江合宿ラストダイブとなった昨夜のナイトダイビング。
天竺への入口はどこにあるのか、日中さえ掴みそこねていた
手がかりを、闇の海中で探そうとしたきゅうちゃん。
腹が減っては闘えぬということで、
阿部ちゃん(阿部秀樹先生)と買い物へ。
軽く夕食をとりながら作戦を練る。
「珍種ヤセオコゼもちょっと撮りたいなぁ~」
と、すでに心はグラグラの揺れ揺れだった。
さぁ入水。
幸先よく日中はあまり出てこなかったサクラテンジクダイが
ライトの灯りにたくさん照らし出される。
天竺の入口は夜海にあるのか?
道中に「ミミイカダマシ」や「ハナイカ」が現れる。
あちゃー、これは撮らなしゃ~ないわ。
少しだけ寄り道ね。
ネンブツダイやクロホシイシモチ、オオスジイシモチ、キンセン
イシモチなど、テンジクダイ科の仲間は現れるも、
どこかなにか納得にいたっていないきゅうちゃん。
しかしもう浮上しなければ。
「先に上がるね。」と、きゅうちゃんを残して私はエキジット。
すぐに上がってくるかと思いきや、浅い水中でストロボが
何度も何度も発光しているのがわかる。
待つこと10分。
「うぉー!!最後の崖っぷちでヤリました!」
海面に出た顔のマスクを剥ぎ取り開口一番。
須江に来てようやくの笑顔とともに。
ちくいち聞くヤボなことはやめてみた。
笑顔を見れたらそれでいいかな。
ナイトを終え3人で打ち上げ。
きゅうちゃんとは最後の食事だ。
興奮から一息ついて、きゅうちゃんが語り始めた。
「天竺」についてに違いない。
いい間をとる阿部ちゃん。
そしてついに、、、
そ、そうなんだね。
言ってる意味はあんまりよくわかんないけど
ま、よかったじゃん。
「天竺への終わりなき旅」がこれから始まるんだ。
きゅうちゃんは、翌朝早くに須江を発ち東京へ向かうという。
2年前もそうしたけど、
見送りはしないから。
また会えるしね。
ありがとう、きゅうちゃん。
次もいっぱい飲んで語ろうね。
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